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一 道にしゃがんだ 若者たちよ そこから明日(あした)が 見えるかい 乾いた土を みつめても 乾いた心は 変わらない 夢を持てとも 言わない 希望持てとも 言わない せめて遠い 世界を つま先立てて 見るがいい
二 いつも都会は 化粧のにおい 偽(いつわ)りだらけの 色ばかり 素顔をはずし 暮らすうち 素顔をどこかへ なくしてる 愛を掴(つか)めと 言わない 恋に浸れと 言わない だけどいつか 本気で 他人を思って みるがいい
三 空を一人で 旅する雲よ そこから明日が 見えるかい 地球の顔は 優しくて 地球はいつでも 丸いだろう ※人のいのちも 同じさ とても丸く 大きい 時の流れを 信じて お前の若さで 漕(こ)ぐがいい ※繰り返し |
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毎年4月は、旅立ちの時です。戦後60数年。右を向いても左をみても真っ暗闇の日本の社会なんですが、ピカピカの新人たちを電車の中などで見受けるのは楽しいものです。君たちの若く明るい澄んだ瞳でこれからの日本を背負ってほしい。最初につまずいたってどうということはないんです。人生は長い! ちょっとばかし、つま先を立てれば、明日が見えるよ。見えるよ。 |