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一 男に生まれて 生きてるだけじゃ 男じゃないんだ いいかお前 母さん泣かせる ぐらいのことも 本気で一度は やってみろ 息子よだけど お前をいつも ああ 背中で見ている 俺がいる
二 母に言えても 親父にゃ言えぬ 身のうち話すにゃ 恥ずかしいと お前はいつでも 照れくさそうに 冗談ばかりで 逃げていた お前といつか 屋台のすみで ああ 人生などを つまみたい
三 不思議なものだよ 親父と息子 ライバル同士の 似た者同士 母さん一人を 二人ではさみ 互いにはりあう おもしろさ 他人のようで 親子のようで ああ 息子よはるか 飛んでゆけ |
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小中学生の“事件”が世を騒がせています。でもいつも私思うのですが、そこに「父」の姿がどこにも見えないということ。教師が悪い、学校が悪い、親が悪い、というとき、そこには父が欠如しています。息子と父の関係を唄ってみました。 |