■生活ライブラリー■
『最新
危ないコンビニ食』 山田博士 著
ファストフード、コンビニやスーパーの弁当、総菜などを著者は「コンビニ食」と呼ぶ。著者によれば、日本人の胃袋を支えるコンビニ食の食材は、約4割が米国と中国から供給され、残留農薬がチェックされているかどうかはあやしい。添加物や着色料の乱用に加え、環境ホルモンが溶け出す恐れのあるスチレン容器には要注意だという。
農業や食べ物にまでスピードを求め過ぎる現代の生活を反省し、自分が食べる物は自分で料理しようと呼びかける。
(現代書館・定価1575円)
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