下野(しもつけ)新聞

−2005年10月18日−


 

「脱コンビニ食!」の著者
 山田さん宇都宮で講演

 現代人の食生活の危険性を指摘した「脱コンビニ食!」の著者で、「山田博士いのち研究所」主宰の山田博士さんの講演会「キレる若者と切っても切れない食生活」(堀江スクール主催)が県総合文化センターで開かれた。中食や外食がもてはやされているが、山田さんは「命あるものを食べるのが原則です。まず包丁を持つことから始めてください」と自分で料理をすることの大切さを訴えた。

キレないためにも…… 料理は自分で作ろう

 山田さんによると、コンビニ食とはコンビニだけでなくスーパーやファミリーレストラン、ファストフードなども含めた食べ物のこと。

 コンビニ食には、【1】無生命食(寸前まで命があった物を食べていない)【2】無国籍食(輸入食品を食べる)【3】無愛情食(一人で食べる)【4】無重量食(プラスチック容器に小分けされた物を食べる【5】無感動食(子どもを荒れさせるといわれる食品添加物をふくむ)−といった5つの特徴があり、ごみの増加や環境ホルモンの影響なども懸念されるという。

  山田さんは「大人の作った人工の食べ物が子どもに襲いかかり、それがキレる、非行、犯罪という形で子どもに出てくる。彼らは体が動いてしまうのです。これは大人の責任です」と話す。 

中食・外食に頼らないで

 食品添加物については「食品表示を見て、合成着色料のタール色素、特に黄色4号、5号、赤色2号、102号を含む物は避けてください。子どもの荒れだけではなく、アレルギーの原因ともいわれています。使用禁止の国もあります」。

 安息香酸(保存物質)、亜硝酸塩(発色物質)、BHA・BHT(酸化防止物質)、「調味料(アミノ酸等)」と表示されることもあるMSGや核酸系調味料にも、注意が必要だという。 

 食生活の見直しのポイントとして、【1】自分で料理をする【2】献立の割合は穀物(豆)が5、青菜類が2、小魚類が1に【3】老若男女が同じ物を食べるのではなく、自分の腕力でとれるような物を食べる【4】部分でなく全体の物を食べる【5】身の回りにある物を食べる【6】よくかむ【7】少食にする−の7項目を提案する。

 山田さんは「食品添加物などを外食で避けるのは難しい。命ある物を食べるためにも、女性も男性も料理をしましょう」と勧めている。

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