第4回 「脱コンビニ食大賞」発表
(1998年8月期)

 

やはり変。学校現場はのんきです

  (K.Y、福井県大野市、女性、教員)
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 たった今、「あぶないコンビニ食」を読み終えました。私は、福井県で教員をしています。

 常日頃、子どもたちの様子を見ておりますと、20年前と比べてやはり変だと思っておりました。まして私の子どもの頃と比べますと、非常に異なっています。とてもアレルギー体質の子が多くなっているのです。私の学校は、周りに田園が広がっていて、田舎の学校ですが、それでも、アトピー、喘息の経験のある子がたぶん3割はいると思われます。重い症状の子も何人もいます。そのほかにも、一年中、腹が痛い、頭が痛いと、訴えてくる子が多くなっています。昔では考えられなかったのですが、小さな規模の学校なのに、年がら年中誰かが熱を出して休んでいるのです。

 さらに変な時期に風邪がはやり、それも入院になるまで発展するような症状もたびたびあります。障害児、大きな病歴のある子の割合も増えている感じもします。こんな事態なのに、現場はかなりのんきです。免疫低下の原因はいろいろな要因が重なっているとは思いますが、考えられる原因については、少しでも排除できたらと思います。

 そんな中でこの本を読みました。山田さんも私と同じ福井県出身ということもあり、何か親しみを感じられます。内容にも感銘を受けました。そこで、手始めにぜひ講演をお聴きしたいと思っています。近くでもしあれば、お知らせ願えないでしょうか。夏休みなら自由がきくのでうれしいです。場合によってはPTAなどにも働きかけたいと思います。大阪ぐらいまでならOKです。もっともっと、大人が賢くならなければいけませんよね。

 

●「脱コンビニ食大賞」バックナンバー

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 第12回(2003年10月期)

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 第11回(2003年 9月期)

 「いのちに向き合う時間を作りたい」

 第10回(2000年 1月期)

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 第 9回(1999年12月期)

 いのちの持つ不思議さに、静かな感動を覚える

 第 8回(1998年 6月期)

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 第 7回(1999年 5月期)

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 第 6回(1999年 2月期)

 「帰国して和食を食べると、頭痛がします

 第 5回(1998年12月期)

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 第 4回(1998年 8月期)

 「やはり変。学校現場はのんきです

 第 3回(1998年 7月期)

 「コンビニ弁当ばかり。私、馬鹿でした

 第 2回(1998年 4月期)

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 第 1回(1998年 3月期)

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