(1999年2月期) |
イニシャルの場合は、姓名の順です。 今年の冬、久しぶりに帰国しました。私はいまアメリカに留学しています。以前読んでいた『あぶないコンビニ食』を読み直しました。1年半ほど前日本にいるときに読んで以来、加工食品への不信感がさらに強くなりました。いまでは、自分で食事を作るときは、昆布やしいたけ、かつおぶし、煮干しなどを使うようになりました。でも私の友だち全員(みんな一人暮らしをしています。20代の女性ばかり)は、味の素を使っているんです。 誰もコトの深刻さを理解してくれません。私は私と同じ世代の人(自分の友人がほとんど味の素を使っているということから、他の同じ世代の90%以上が使っているとすると)が将来、家庭を持ったり子どもを持ったりしたときどうなるのか、とても不安です。私の母もずーっと、いまでも味の素を使っているんです。私は子どもの頃から、ずーっとアトピーでした。いまから思えば、私が家で食べていたものは、あの5つの有害物質漬けでした。子どもの頃、そうめんをめんつゆで食べると、いつも気持ちが悪くなっていたのも、また、久しぶりに日本に帰ってきて日本食を食べると頭痛やアトピーがぶりかえすのも、きっとそのせいだと思います。 いくら自分一人が食事を作るときに気をつけても、外食をするときはレストランなどでどんな材料を使っているのか分からないので、あまり外食ができません。友だちが“おいしい”というものを作ってくれても、私には、味の素の甘ったるい味しか感じないんです。この本で真実を知ることができ、喜んでいます。友だちにもっと働きかけたいと思っています。
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